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ペペと花と

2015/05/30  ジベルニーからオランジュリー/モネの世界に浸る

パリ到着翌日(05/13 )私は予定通りモネの邸宅と庭園のあるジベルニー村を訪ねた。

何度かパリを訪れるも、一度も訪ねるチャンスのなかったこの場所。
今回は絶対にと思い、サンラザール駅から電車で行く時刻表を調べていたところ、友人から「半日観光バスがたくさん出ているから それで行く方が良いよ!」と勧められる。

そのアドバイスに従い、早朝一人タクシーで集合場所のギャラリーラファイエット玄関口へと向かう

まだ人通りの少ないオペラ通り、、、住んでいたあの頃を突然思い出す。
最近の海外旅行でこんな風に胸がキュンとなった事があっただろうか。。。。懐かしい!

友人の言う通り、バスハイクは効率よくできている。
出発前日本から申し込んだ人、パリに来て突然申し込んだ人などで、結構な人数だ。
行きのバスの中では、日本人ガイドさんが懇切丁寧にモネのレクチャーだけでなく色んな説明をしてくださる

今日は素晴らしい晴天だ☆

モネの庭園は文字通り、百花繚乱。 

日本ではとっくに終わった花から まだこれからと思われる花まで いっきに咲き乱れ、想像していた以上の素晴らしさに、花好きの私は興奮してシャッターを切り続ける

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有名な「睡蓮」のモデルとなった池と太鼓橋

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モネの家はどこも自由見学! 私達のバスより早く到着したアメリカ人で溢れ、英語の波
(聞くとモネは最初アメリカで有名になりアメリカ人の支持はかなり大きいそうだ)

なお当時の画家たちと同じくジャポニズムに心酔していたというモネの浮世絵のコレクションにも驚く。

よく出来たキッチンや美しく保存された寝室などをサァーッと走り抜けるようにして通り過ぎ、、、、

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最後の売店に至っては、まるで目もくれず、とにかく私は急いで出口を探す。

バスの集合時間迄残すところ30分、私のどうしても行きたい場所がまだ残っている

その場所を目指して、この通りを一目散に急ぐ私!!

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人影の見えないひっそりとした一本道、モネの敷地内にいた大勢の人達は まだあの場所に浸っているはずだ

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10分は歩いただろうか、、、、、やっと見えてきた教会の塔

これがモネが眠るお墓のある教会だ

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画家の里を訪ねる時、必ずと言っていいほどその画家のお墓詣りをしてきた私

お墓を見るとその画家の生前の暮らしや、人生迄がわかる気がするから不思議だ

ゴッホの眠るオーヴェル・シュル・オワーズの麦畑近くの墓地で、弟テオのお墓と並ぶ彼の墓石をみた時は正直涙が溢れた

蔦に埋もれ並ぶテオとゴッホの墓。 
ゴッホの名声と余りにもかけ離れすぎた貧しい、見落としそうな小さな墓石だった

それに引き替え、ニースのシャガールのお墓はユダヤ系と言うこともあり墓地の中でもひときわ目立っていた

同じくニースのシミエにあるアンリ・マティスの墓石だって本当に立派だったわ

そして今回これがモネのお墓である

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太い大理石の円柱が十字架に組まれ、台座も同様の大理石で こちらも大変立派なもの

何より、今まで私が見てきた画家たちのお墓と違う点は、
彼にまつわる人達も一緒に埋葬されている点で、台座ぐるりにその墓標がある


生前に絵が売れ、それによって富を享受できた画家のお墓にはそれなりのものが読み取れる。

それに引き替え、ゴッホ、、、、私は今でもあの夕暮れの墓地で流した涙を思い出す
あの時あの墓地に誰一人居なかった事を今でも幸運と思う
私は狂信的ゴッホのファンであり、ゴッホの作品はもちろんゴッホそのものを愛しているから

話をモネに戻し、その帰りは即モネの睡蓮の大作を見にオランジュリー美術館へと足を運ぶ予定であったが
急に解散場所近くのグランホテルで 数十年ぶりにパリ在住の友人に会う事になった
ちっとも変わらない彼女の口から色んなパリ事情を聴くがそれはガイドブックにはないものばかり、、、

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そういう事情でオランジュリー美術館へは 翌日開館と同時に入った

モネのこの一連の「睡蓮」の大作は、美術館の設計そのものがモネの遺言通りに出来上がっているそうで、自然光をたっぷり取り入れ、見るものを昨日見たあの池の前へと導く

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何度パリに来ても 美術館が改装中や色んな理由でで会えなかったこの絵。今日はぞんぶんにその世界に浸る事が出来た。

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そして最後に何よりラッキーだったのは、前日のジベルニーといい このオランジェリーといい、そして
懐かしい友人との再会の場所、グランホテルといい、運良く一人の中国人にも出会わなかった事だ。

彼等が押し寄せ、溢れているという場所はどうやら私の興味ある場所とは違うみたいで、ホッとする
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by pepe-garden | 2015-05-30 20:09

これは、Mシュナウザーの私とガーデニング大好きなママとの日記です。
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