2017/06/26 「 鱧(はも)」食べに中津まで~~~♪

テレビを見ていた休日のパパ、鱧漁ニュースを見るや突然携帯を開き。。。(まーーだガラケー使ってる(-_-;))

「急に鱧料理喰いとうなったばってん、どっか美味しい店教えちゃらんね?」

どうやら中津の友人に掛けてるらしい

私の方を向くや
「きれいな店と 多少汚いけど美味しい店と どっちがいいや?」

「もちろん美味しい店の方がいいに決まってるじゃない!?」

「中津で一番おいしい店なら汚のうてもよかよ。えっ!いつかって? 今日の六時で予約入れとってやらんね」

で、大変です。急いでペペの散歩は済ませるわ、私には早く支度しろだの
本当に思い立つといつもこうなんですから(プン!)

中津まで、車でしっかり二時間は掛かります。余り乗り気ではない私ですが、仕方なく車に乗って~~~

北九州を抜け、、、なんか見たことある景色と思えばつい先月社員旅行で走った高速道路ではないですか、、、、

ナビを頼りに、なんとかたどり着いたのは初めて見る中津駅



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駅前に立つこの像の人、見おぼえあると思えば一万円札でいつも見ている「福沢諭吉先生」でした。



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教えてもらった通りに 駅前の一つしかない商店街の中を入っていくと




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五分も歩かないうちに目的のお店に着きました。 想像してたより小綺麗な入口にホッ!



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えっ!お客は私達だけ???

普通は前日までの予約しか受けないそうですが、今夜は特別 友人のお蔭で突然の予約にも拘わらず開けてくださったのだそうです。

いいことに、お客は私達だけですから、大将が私達のそばにずっとついて、鱧の調理の仕方から部位の説明から食べ方まで

鱧知識満載で、まるで「鱧通」になった気分です★



お料理は定番通りお通しが出て

次に運ばれて来たこれは博多では食べたことのないもの!! 

私にとっては生まれて初めての鱧の刺身の盛り合わせ★★★




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大将の説明によると


1・・・鱧を叩いた刺身  2・・・・鱧の湯引き(これは誰でも知っている)  3・・・・鱧のハラミ   

4・・・・鱧の肝  5・・・鱧の胃袋     6・・・・鱧の浮き袋    7・・・・鱧の皮 

8・・・・鱧の身のこがし  9・・・・山芋のとネギをかぶせた鱧焦がし焼き    10・・・・・鱧の真子

さっきまで水槽の中を泳いでいた鱧だからこそ出来るこの皿盛りのお刺身☆☆

この時点で、やっぱり来て良かったあぁーーーという気持ちになりました

それに、このお刺身の1から10までの説明の丁寧だったこと!!
自分が料理人でないのが残念なくらいでしたよ

「お客さん、今日は、一人一匹を全部調理して出します。本当の鱧つくしですよ!」

と、ニッコリ嬉しいお言葉に私はニンマリ嬉しい顔

食べかけての写真ですが、鱧の茶わん蒸しで箸休め。なんていいお味なんでしょう!!



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わぁ~~可愛くて綺麗っ!!


くるくる手まりみたいな鱧ソーメンです

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こちらも勿論五種類の説明から作り方まで、念入りにご説明してくださって、、、、(これならおっしゃる通り他店からの見学者も多いはずですよ)

1・・・・昆布を焦がして色つけ  2・・・・卵の黄身で色付け  3・・・抹茶で色付け   4…梅でほんのりピンク色に   5・・・白はナチュラルな鱧の色

つなぎは一切使ってないそうですから、味が濃く美味しいはずです(たれをつけて食べます)


そのあとに出た天ぷらの程よい量に、うっとりする軽さ

(こんな時グルメレポーターなら どう表現するのかしら??)

軽いのは米油を使用してらっしゃるからではないかしら???





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最後の「鱧しゃぶ」が今日のメインとか。

でも私にとっては最初の鱧刺しの盛り合わせと この鱧しゃぶとが甲乙つけがたい両横綱でした。







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最初「一人に一匹ずつ使います」と言われたように頭が二つに、骨二本、使われた後の残骸でしょうが、これもキッチリ頂きました!
(頭は大将が丁寧に食べ方を指導してくださったので、小骨にも当たらず大丈夫でしたよ)


並べられた身ですが、鱧の切り方はここでは三枚におろさず、開きにして骨切りするそうですから、このようなリボンのような形になってます



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リボンの結び目のような真ん中を箸でつまんで、鍋の中で丸くなったら はい、どうぞ!と。


最後の留めは「鱧雑炊」。


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今までのお出しがシッカリ効いてますから、そのお味のいいこと!!

「もうお腹一杯ですから、ほんのちょっとお味見程度にお願いします」
なーーんて言いながらお代わりしました(笑)

お店を出ると

ハンドルキーパーのパパと ほろ酔い気分の私は 元来たアーケード街をいい気分で~~~♪♪

あれっ!? 来た時より赤い灯青い灯が増えて 随分様相が変わってます


こんな居酒屋さん、来る時あったっけ?


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こんなバーも、この時間になると明かりがついたのですね

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横っちょの路地まで明るくお店が並んでいます


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この路地裏、昔ポルトガルで ファドを聞きに行った時の事を思い出させるわぁーーーー

今夜はファドではなく、どこからともなく聞こえてくるのは演歌だけど、

賑やかな演歌の歌声には ファドのような哀愁はなく、ただこの道だけがなぜか突然ポルトガルのあの夜の路地を思い出せるのです。


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そういえば見送りに出られたご主人が「この商店街も物販店はみな閉店して昼間はシャッター街ですよ!」

「暗くなるとネオンがついて いつの間にか夜の街に変貌しました」っておっしゃっていたっけ!



雨の中、往復四時間半高速道路を走り続けた思い出に残る食事。 博多の街には、博多の街では決して食すことのできない鱧づくしのお料理。

やっぱり食べ事はパパについて行くのが一番だわぁ☆  来て良かったぁ☆


パパありがとう!!  今夜の鱧料理、又一つ思い出の味が増えました❤



by pepe-garden | 2017-06-28 00:56