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ペペと花と

2013年 03月 25日 ( 1 )

2013/03/    キューバ・ルンバは 「カジェホン・デ・ハメル 」で

キューバの二日目。燦燦と降り注ぐ太陽の下。ホテルのプールサイドに腰掛け 私は一人で遅い朝食を摂っていた。周りに日本人は誰も居ない。
今この国で、確かに自分はエトランジェ。。。非日常的なこういう瞬間こそが 私にとっては旅の醍醐味だと思える。

今頃他のメンバーは世界遺産のピニャーレス渓谷を目指しているだろう。
バスに揺られて往復七時間。 昼食時間を入れて滞在時間はたった三時間というピニャーレス渓谷への日帰り旅行。
それなりに見応えあろうが、私の旅のコンセプトからは乖離しすぎている。
(というか、長時間バスに弱いという理由もあるのだ)

それで出発前この行程を知った時点で 離団して自由時間をゲットすることを決めていた☆
 

朝寝坊した私は、ゆっくりゆったりした朝食後 ホテル前でタクシーを拾う。

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日曜日しか見物できない「カジェホン・デ・ハメル」へ~~~

ドライバーがメーターを掛けないで出発するので、抗議すると「10ペソと決まっているから」と答えるではないか、、、、どちらにせよ10ペソは日本円にしてわずか850円である。

彼は私の今日の目的が「カジェホン・デ・ハメル」だと知ると、急にご機嫌になりペラペラとその説明を始めてくれたが、判りにくい発音の英語には正直参った!

ガイドブックでは目的地に車は入れないとあったが、一周して入り口のまん前で下ろしてくれたドライバーの親切さが嬉しい☆

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十二時前に到着したのだが 入り口近辺にはすでに多くの人たちが集まっている

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東洋人とおぼしきカメラマンが来ていたが、多分日本人は今朝と同じく私だけだろうと思う

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塀や木に登って見ている人たち。席数はわずかで早く来た人で占領されている。そんな中どうして私がこんな特等席に座ることができたのか、、、、、

一部始終を語るのには紙面を取りすぎる。
ただ、昔フランスで暮らしたり、海外旅行一人旅をする中で私が覚えたこういう場面での裏技を使っただけ。

「袖の下」や、「チップ」の習慣の無い日本人には抵抗あるやり方かもわからないが、とにかく私は5兌換ペソで一番前の中央席をゲットしたのである。
(我々ツーリストの使う1兌換ペソは キューバの国民にとっては、25人民ペソになるのだから、5兌換ペソは彼らには大きい)



「カジェホン・デ・ハメル」それは、昨晩見たトロピカーナショーと真逆の世界

地元住民たちの飾らない、それでいて歌と楽器演奏と踊りは爆発したほどに情熱的だ!!
次々繰り広げられるシーンに一同釘付け!! 私も全く時間を忘れていた。

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何もかも昨晩のトロピカーナショーのような、プロフェッショナルなものではない。しかし踊り狂うさまは一種独特で情熱的で見る者に感動を与える。

それもそのはず「カジェホン・デ・ハメル」は その昔キューバに奴隷として運ばれてきたアフリカ系黒人たちの独特のルンバ・ショーである。抑圧され続けてきた彼らの解放感溢れるダンスには情熱とだけでは済まされない熱いものが溢れている

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衣装は多分手作りであろうが、楽しく凝っていて素朴な中にも華麗さがある。

このご婦人決して若くないが、ヘアーースタイルとネイルのアンサンブルという懲りように「こだわり」を感じる。

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周囲の人たちを見ると、キューバの女性達のほとんどが 年齢に関係なくもちろん貧富の差に関係なくペディキュアをしている。

この人達の足元を見て欲しい!サンダル生活だからペディキュアをしているのだと言えばそれまでだが、精一杯のおしゃれ心を感じるではないか。

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この人なつっこい地元の少年。シンボルの壁画の前で快く写真に応じてくれる。

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会場を出て、付近をブラブラすると、そこらじゅうにアートな雰囲気が流れ、楽しくなり、時間がたつのを忘れてしまいそう!


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もっと隅々周りたかったが、目の前に止まっていたココタクシーに乗り込み

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革命広場で途中下車したりしながらホテルへと帰っていった。

ぺニャーレス渓谷に出かけた仲間が帰ってくるまで シャワーを浴びて一眠りする。


わずか半日の出来事であったが、地元の人たちと会話を交わし彼らの中に身を置き、彼らと共通の空気を吸ったことでほんのわずかではあるが、私はキューバ人の貧しさの中にある明るさと活気の根源を見たような気がした。

お金や物質に恵まれなくても 彼らには限りない太陽の光があり 一日中歌と踊りを楽しむ時間がある。そこには確かに物質社会、資本主義社会の中にとっぷり漬かっている我々とは異なる文化が生まれているのだ。
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by pepe-garden | 2013-03-25 16:27

これは、Mシュナウザーの私とガーデニング大好きなママとの日記です。
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