さぁ~~先を急がなくっちゃ、明日から11月。
この旅に出発した日(2009/11/04)が近づいて来ました。
せめて一年以内にアップするつもりが、あれからすでに一年が経とうとしています(~_~;)

さて、三泊四日のヴェニスを終え、この旅の目的の一つ「オリエント急行」にいよいよ乗車です。
ホームは「サンタ・ルチア駅」の一番端っこで、乗車レセプションが設えてあり、
乗務員一同の歓迎を受けての乗車となります★

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各車両ごとに、決められているスチュアートは、「ミセス&ミスター000」ですね?と
自分が担当する乗客の名前は全部覚えてらっしゃいます。
そしてとても優しい笑顔で迎えてくださり、少々緊張していた私も和むものを感じました。

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客車内に一歩踏み込むと、驚くほど磨き上げられた木製の車内★これが1920年代の車両とは。。。。

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キャビン内が手狭な事は覚悟の上でしたが、必要なものは全て揃っており
何より嬉しいのは、一輪挿しの本物のランの花かな♪♪

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清潔な洗面台に置いてあるもの全てに、オリエント急行のエンブレムがほどこされています(^^♪

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これから始まるディナーのために、ピカピカに磨き上げられたグラス類。。。。
これらは全て「バカラ」製だとか、、、、
さすが伝統ある列車内のダイニング。優雅でクラシックな雰囲気が流れています。

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次々と運ばれてくるお料理は 食べるのに夢中でつい撮り忘れてしまいましたが
一人一人の乗客にご挨拶に廻って来られたシェフは気軽に記念撮影の応じてくださって、
まるで日本のレストランのシェフのようだなと思っていたら、
案の定、彼は三年間日本の大阪のある有名ホテルで働いてらっしゃったそうです。
で、彼のつたない日本語と私のつたないフランス語で、「私も数十年前、フランスに三年間住んでました」
と言うと喜んで下さり、多少なりとも会話の出来た私は息子の手前少々鼻を高くしたのであります(*^_^*)

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オリエント急行は豪華列車といえども、昔の客車をそのまま使用しているため揺れが結構あります。
と言うわけでもないのですが、食事中の写真は全部ピンボケで残念でした(>_<)

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食事が終わり、キャビンに戻るとすでにベッドメーキングが終了!
旅行前に調べた時は、「古い列車で暖房も効かないで風邪を引く場合が多い」と聞いてたのですが
それどころか暑苦しくて夜中ベッドサイドの小さな扇風機を廻したほどでした。

うつらうつらする内にイタリーとフランスの国境の町「ベンチミリア」にゴットンと大きな音をたてて停車!
ここで入国の手続きをするからでしょう!それにしても随分長い停車時間です(約一時間)

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白々と夜が明け、周りの景色がはっきりと見えてくる頃
あの優しい笑顔のスチュアート君が「グッドモーニング!」と各ドアーをノック ★ ☆ ★ ☆
そして、彼の笑顔とともに運ばれてくるコンチネンタルスタイルの朝食♪♪

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食事の後しばらくコートダジュールの海を眺めていると、もうニース駅に到着です!!

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ニースでは 是非ともこの旅の第一の目的を果たさねばなりません!

さあ、そのために、あの人は出迎えに来てくれているでしょうか?

次回はニースでの目的達成です★
by pepe-garden | 2010-10-31 17:22

「ベニス・シンプロン・オリエント急行」の出発を夕方に控え、市場見学をした私と息子は
ブラブラしながら宿泊のホテル「ダニエリ」へと向かいました。

若い息子はともかく私にとっては、ベニスはこれが最後でしょう!
若い頃、主人と二人で訪れたベニス、そして30年後の今 息子と再びこの地を訪れることが出来
私は本当に幸せ! 一生の思い出になりました!!

そう思うと 道すがらの景色の一つ一つも心に刻んでおきたく何を見ても気持ちが溢れて来て。。。

こんな楽しい標識?もこの四日間迷路のように入り組んだ路地の目印になってくれました★

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橋の上でちょっと一服♪  彼女と電話してるのでしょうか?ゴンドラのイケメンさんも絵になってます★

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二月に行われるカーニバルには、みんなこのようなマスクをつけるのでしょう
日本で想像していた以上に たくさんの種類のマスクが売られてます。
街中がこういうマスクで仮装した人達で溢れるなんて、想像しただけで興奮を覚えます!

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あ~~~何処を歩いてもまるで絵葉書の中の世界、、、、、
一番ベニスらしい景色をとカメラを向けると、どこもここもがベニスそのもの
この街は世界でただ一つの雰囲気を持つ街!!

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何しろこれが最後と思うと、ついついキョロキョロ、ウロウロ、、、
それが出来るのも私をガードして一緒に歩いてくれている息子が居ればこそ!
30年前は主人が守ってくれてたなぁーーー

そういう思いで歩いていると、いつの間にか再び「サンマルコ広場」に出ました。
今回の旅では 何度もこの「サンマルコ広場」を通過しました。
主人と来た時を勘定に入れると10回以上この広場の石畳を踏んだことになります。
でも今日のこのサンマルコ広場は今までとは全く様相が違います!

地球環境の変化で水面が上り、いつの日かこの街は水没してしまうだろうという話!
そういう日が 嘘ではなく本当に近くに来ていることを実感した場面です!

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私達がおとといお茶したキャフェも椅子を上げて、商売も上ったり
海からカモメが飛んできて、広場で水浴びをしてるなんて!!

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交通整理のおまわりさんが出て、ついさっきまでは、もっと水量が多かったそうです。

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足元が濡れない様に注意しながら歩いたのですが、息子の靴にはとうとう水が入ってびしょ濡れ(>_<)

さてホテルに帰りつくと、荷物を持って、モーターボートに乗り込み「サンタ・ルチア駅」へ~~~
さようなら!ヴェニスの町。   さようなら!!キャナル!! 永遠に!!!

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夕刻とは言え、まだ明るい駅前はやはり人ごみでごった返しています。
これが「ベニス・シンプロン・オリエント急行」発着の駅、「サンタ・ルチア」駅です。

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次回はいよいよ乗車風景です★
by pepe-garden | 2010-10-30 14:16

さて前回のアップの日から、随分と時間が経過してしまいました。

今年は本当に色んな事がありました・・・・・・

そしてつくづく感じたこと!
ブログアップできるという事は 時間的にも体力的にも、そして精神的にも余裕があるという事です。
ここ最近そういう意味では、全く余裕のなかった私(>_<)

やっとパソコンに向かいました。この旅だけは是非完結して置きたいと思って。

前置きはさておき。。。。。

いよいよベネチアを去る日が来ました。 今日は夢に見た「オリエント急行」に乗車する日です♪

夕方発なので、出発まで まだまだ十分時間があります。

この残されたヴェネチアでの最後の時間をどのように使おうか、、、、

色々考えた末、地元の人達の食生活の一端を見るつもりで市場を訪ねることにしました

豊富で新鮮な海の幸が山のように積み上げられ、、、威勢のいい掛け声はどこの国も同じですね!

観光客までゾロゾロ繰り出しているので、まるでお祭りのような人出で賑わっています。

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ヨーロッパでは日本と違い、品物がそのまま並べられ 山積みされ
包装紙やパックで綺麗に包装された日本の売り方と違い、無駄がなくいいですよねーーー

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あっ!もう柿が出てる★ 
フランスでもそうだったけど、柿はこちらでも「KAKI]なんです!

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お花屋さんには日本と同じように この季節、菊の花が沢山出回ってます。
日本では「菊」、フランスに居る時もこの花は確か「KIKU]又は「TOKIO」でした。

日本語がそのまま外国語になってる単語って意外にありますよね!
例えば、有名なところで津波は「TUNAMI」

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品物の運搬は もちろん運河をという道路を通って、船で運びます!

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自家用船で買い物に来る人、商品を配達するために出て行く船、
運河はまさしく水で出来た道路だと実感しました★

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お買い物が済んで、愛犬とともに家路に急ぐマダムの後ろ姿にも 古い映画のワンシーンのような
雰囲気が漂い、思わずシャッターを押している私でした。

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by pepe-garden | 2010-10-29 15:47

今日はベネチアを出て、チャーター船でブレンダ河をクルーズする事に。。。。

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あいにくの曇り空でしたが、ゆっくり進む船の窓から、船の展望台から見ると
昨日まで見てきたベネチアとは全く違う ゆったりとした田園風景が両側に開けてきます。

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広くはない川幅に、最近のような雨が降ると、橋の下を船が通過するのも困難になってきます。

でもうまく出来ています☆
橋が両側にスライドして 通過する間だけ船の通り道ができるのです★

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又時には、橋が中ほどから切れて廻り始め 船が通れるように川が開けてきます。
そしてその間を船がくぐりぬけ通過すると、橋は逆周りに回転して、元の形に戻ります!

次の動画がその様子です!
動画はこちらへ

約二時間河の両側の景色を楽しんでいる間に、ヴィラ・フォスカリに到着です。

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これはルネッサンス時代の大建築家パラーディオによって建てられた邸宅で、
その当時の大富豪や貴族の別荘だったそうです。

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ラグーンの中に浮んだベネチアの湿気の多い夏を逃れて避暑につかったものでしょうが
全てに贅をこらしています。
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広大な庭には

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孔雀をはじめ、その当時では非常に珍しかった鳥類や動物も飼われていたとか、、、、

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又邸宅主の居住部分のみならず、来客用、そしてその来客の馬車や御者のための建物だけでも
中庭を取り囲んでいるのです

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食堂に続く回廊は、とても別荘とは思えないほど長く驚きます!!

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その当時、この別荘の持ち主が所有していた自家用車です。
これぞ本物のクラッシクカー★

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私達はそのほか、ヴィラ・ウィッドマンも訪ね
午後はバスからモーターボートに乗り換え ベネチアのホテルへと帰りました。
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明日はベネチア最後の日、いよいよオリエント急行に乗り、モナコへと向かいます!
by pepe-garden | 2010-10-04 17:50

ベネチアの町は迷路のようだけど、何処に迷い込んでも決して後悔しない!
常に意外な発見があり、あっという間に時間が経ちます。

そろそろランチタイムの頃、手ごろな雰囲気のレストランが。。。
お腹の虫の鳴き声に負け、迷わず飛び込みましたが、
帰りに見ると何とその通りは ぜーーんぶ同じようなレストランばっかり!!!
入ったのは一番最初の店だったわけで、なんの吟味もせずという訳でした(~_~;)

まっ!この際何でもいいや!みたいな気持ちで最初に息子がオーダーしたのが、イカ墨のスパゲッティ★

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日頃よく注文する私の好きな炭酸水「サンペリグリノ」 お値段日本の約六分の一(当然かな?)

私は、地中海の魚介類が食べたくて、ブイヤベースを取ったのですが
ニースやマルセイユで食べた時のイメージとは随分違いがっかり、(>_<)
(無理も無い!このレストラン観光客相手の店だもん・・・)

エビの塩焼きやサラダのようなシンプルなものが間違いなかった!!というわけです。

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食後は少々お土産も気になり始め 色々なお店を覗きながら歩いていると、、、、

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いつの間にか、再びサンマルコ広場に戻っていました。。

で、そこのキャフェでエスプレッソコーヒーを飲んだのですが・・・・・
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なんと二杯で日本円にして3700円?(もちろん昨年のユーロのレートでですが)
世界一値段の高いキャフェという事を思い出したのは、もう席に座って注文した後・・・・涙、涙、涙

しかし実は私にはこのキャフェに座って、コーヒーをという思い入れがあったのです。

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30年前、息子が生まれる前、パパと二人でニースからミラノに夜行列車で行き、
そこで乗り換え ベニス駅に到着!
初めてコーヒーブレイクをしたキャフェがここだったと言うわけなんです☆
その時もあまりの値段の高さに後から後悔したのに、、、、、

アハハハッ!いつまでたってもちっとも進歩してない私。。。。

でも息子曰く 「このコーヒー代には この演奏代と、このホトロケーション代が入ってるからね」
そっかっ!と妙に納得 ☆ ★ ☆ ★
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それにしても当時、イケメン揃いだったウェーター達もみんなこんな頭髪のおじさんに・・・・・・
そして満席だったはずが、こんなにガラガラとは・・・・
これも世界不況のせい??? それとも値段が高いことが知れ渡ったのかしら????
そういえば「地球の歩き方」に世界一値段の高いキャフェなんて紹介された事あったし・・・・

キャフェの前に高い高い塔が見えます。
画面左、茶色のレンガ造りの四角い大きな建物です
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高い所を見ると必ず登って見たくなる私の癖が出て、早速上って見ることに。。。
ここもエレベーターの前は行列ですが、意外とスムースに進みアッという間に鐘楼へ到着★
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たった今座っていたキャフェを見下ろすと、人間たちが せわしなく動く働き蜂のように見えます♪
(赤い★がキャフェです)
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そしてはるか彼方にかすむアドリア海。

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このラグーンと呼ばれる巨大な干潟の中に 無数といえる島々が息づいているのがよみとれます。

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鐘楼から下りると、時はすでに夕方。。。
上からみたこのベネチアの街ですが
次はゴンドラで下から眺めて見たいと、急ぎゴンドラ乗り場へと足を運びました

30年前パパとこの街を訪ねたとき、あまり持ち金のない私達は
橋の上から、行きかう優雅なゴンドラを眺め、
船頭の歌うカンツウォーネに「いつか今度来た時こそ、、、、」という思いを残したのです。

それもあって、今回はあの時出来なかった事を実現したくって・・・・
(アハハハッ! まるでこれはリベンジ旅行かいな?!)

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船幅一杯の狭い運河を素晴らしい櫂さばきでゴンドラは奥深く、進んで行きます。

下から、間近に見上げる建物のすみずみに あらためて数百年の歴史の重みを感じるのでした。

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ベネチアには大小400の橋が架かると聞きビックリしましたが、なるほどです
ゴンドラが橋をくぐるたびに身をかがめる私。

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夕日に映える有名な「ルキャルト橋」をくぐり、約一時間のゴンドラの旅に別れをつげたのです。

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明日は、ベネチアの町を離れ、ブレンダ河をクルーズしてルネッサンス時代に建てられたヴィラを訪ねます
by pepe-garden | 2010-10-01 14:45