2011/03/30      一人芝居

「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉があるが、今年のお彼岸の まぁ、なんと寒かったこと!

この日福岡では一日中雨が降り、ぺぺの散歩もままならず困っていた時
ふと目にしたご近所松風園の前に掛けてあったこの看板。

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なんにでも興味を持つ私だが、正直一人芝居には興味が沸かず 今まで一度も見たことがない。

しかしその日は雨降りでお散歩もできないし、我が家から徒歩一分の所での上演。
入場料もわずか700円で、お茶菓子まで出るとあって(笑)、暇つぶしに、ふらりと出かけて見た。

雨に濡れそぼる この日の松風園の風情、どうしてどうして、なかなかのもの★
(何しろ雨降りの日に、わざわざ松風園に出向くなんて、、、、まずない事だ)

とにかく庭の木々が、いつにも増して新鮮で美しい!

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お芝居後は 別室でお抹茶を立ててくださり、、、、
すばらしいお庭を眺めながら 普段とは違う異空間で落ち着いた時間を過ごさせてもらった。

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人生半世紀以上生きてきても、まだ見てないものはたくさんあるものだが、
今回の一人芝居もその中のひとつ。

この芝居は、たたみ二枚の広さがあれば上演できると聞いていたが 確かにそのようだ。

それに観客も十人足らずで ごくごく家庭的な雰囲気の中での公演であった。

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演じる役者は文字通り、もちろん一人、、、、一人で数役を務めるのだが、これも大変!!

声を裏返して、若い女性の声色。 かと思えば渋い男性の声に豹変。

それだけではなく、瞬時に変わるというか、見事に変える声と表情と所作。

まあ、本当に大変だわと感心したり、目を白黒させたり、、、

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この日の演目は「シラノ・ド・ベルジュラック」の和製明治版というところだろう。。。。

でっかい鼻がコンプレックスの男性が、思いを寄せる女性に恋を打ち明けることができず、
結局 同じ女性に恋心を抱く友人の代わりになって、夜毎その女性の窓の下で、姿を隠し、
美しい言葉で思いを語り、友人の代役となって恋を打ち明けるという、なんとも哀れで悲しい物語

ストーリーは ロマンチックな悲恋物語のはずなのだが、主役さんのこの化粧は笑いを誘う。

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終焉後、お話したのだが企画、製作、出演の全てを一人で切り盛りされてるとか、
これぞ本当の一人芝居!!

普段着に着替えてらっしゃると、普通のお兄ちゃん。
息子とあまり変わらない年齢とお見受けした。

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「今日は初めてで、緊張しました」と話されたが、
将来の夢に向けて、がんばっている若者を見るのは、気持ちがいい☆

がんばってください! チャンスがあれば又見させていただきます!!
by pepe-garden | 2011-03-30 01:23