2011/05/17 やっとお目にかかれました☆

しばらく福岡を留守にすることが続き、ブログもお久しぶりです。

その間、やっと夢叶い、あるお方?にお会いする事ができました☆



あれは昨年の秋、とあるミニ講演会で 初めてあなたの存在について知りました。

その時いつかきっとあなたに会いに行きたいと思ったのは 私だけではなかったようです。
当日あなたについてのお話を聞いた全員が「実際に会ってみたい!」と心を動かされたのです。


ですから五月九日に今年の社員旅行が決まった時、全員一致で「今年はあそこに行こう!!」
と珍しく目的地がスンナリ決定したのです。



これほどまでに私達の気持ちをつき動かしたあなたとは、、、、、、、


荘川桜
いえあなただけには私は「荘川桜様」と尊称をつけさせていただきたい。

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失礼ながら、日本全国には美しいという点に於いてはあなた以上の桜は山ほどある事でしょう!

しかし私たちがあなたに惹かれ、是非会いたいと願ったのは、
あなた様の姿に隠されている美しい人間の心のドラマとほかの桜とはまったく違う歴史です!


今から約五十年前、本来あなたはこの御母衣ダムの湖底に沈んでいたはずだったのですね!?

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全国では二箇所しかないと言われる「ロックフィル方式」のこのダム。

数年前見た黒部ダムの巨大なコンクリート壁と違い、石と土とで築かれているこの御母衣ダムの姿は異様ですが、よく見れば自然の中に溶け込んだ姿とも言えます。

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このダム建設に伴い、沈むはずだった村内二つの光輪寺と照連寺の庭にあった巨桜二本。
当時のダム建設電力会社総裁「高崎達之助氏」の「この老桜を湖底に沈めるのは本当に惜しく忍びない!」との一言から始まったという前代未聞の移植工事。

桜の樹そのものが超高齢だった事に加え、異常に長い移動距離から、絶対不可能といわれた移植を
当時日本一と言われた桜博士「笹部新太郎氏」のご尽力で成功することに、、、、

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樹齢450年とも500年とも言われている荘川桜様。

まるで私達を歓迎してくださるかのように、今年はかなり遅く花をつけてくださったそうで
あの日(五月九日)は三分咲きだったでしょうか?

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情報に寄ると、私達が訪ねた翌日から降った大雨で今年はとうとう満開はなかったそうですね。


すると私達はちょうど良いあなた様の姿にお目にかかれた事になるのですね。

わが社19歳から67歳まで、総勢41名で押しかけましたが、さぞやうるさかった事でしょう!
でも私達のほかにも多くの観光客があり正直驚きました。

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道中のバスの中で若者達があなたにまつわる秘話に熱心に耳を傾ける姿に私は熱いものを感じました。
「今の若い者たちは。。。」と世間では何かと批判めいた言葉の多い昨今ですが、

いえいえどうして、若い人たちだからこそ、純粋に荘川桜様のお話に感動したようですよ。


それにしても、荘川桜様!

桜の大好きな私ですが、今までのように「ただ綺麗!美しい!!」という感動だけと違い
あなた様のお姿からは、正直鬼気迫るものを感じました。


もしかしたら50年前、すでに400歳以上もの年齢を重ねてらっしゃったあなた様は、
もう湖底に沈んで命果ててもよろしい!とお考えになったのでは??

あれから更に50年もの歳月。。。幹はすでに力を失い多くの杖を使い

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長く生きるって事は、老醜もさらさないといけないのですね、、、、、、

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花はどんどん少なくなり、幹はこんなに古く力を失っても

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でもでも間違いなく あなたは今日ここに集まった41名の心に感動と生きる勇気を与えて下さいました

どこで、どんな美しい満開の桜を見ようとも感じることのなかったこの血のざわめきには
感動と言う言葉だけでは収まり切れない、もっと何か深いものがありました。


荘川桜様、どうかお体大切にギネスブックを目指して長生きしてください!!


九州からお訪ねした甲斐がありました。本当にありがとうございました。
by pepe-garden | 2011-05-17 09:36