2011/12/18 アラの解体ショー&アラ料理三昧

アップが遅れましたが、今月六日行きつけのお料理屋さんで行われたアラ料理の会♪

アラは 博多の冬の風物詩とも言える有名な冬の珍魚です。 不思議な事に この魚を「アラ」と呼ぶのは九州だけで、ほかの地方では「クエ」と呼ぶそうですね!

「アラ」って漢字で書くと魚偏に荒なんだけど、変換で出てこない・・・・・( ´-ェ-` )シュン

毎年この時期行われる「九州場所」の力士達は「アラちゃんこ鍋」を楽しみに九州入りすると聞きます。

同じく高級魚の「ふぐ」と「アラ」は冬の魚の両横綱として扱われますが、人それぞれ好みで、私的には ふぐよりこのアラの方が好きですね!


で、今日の会場は こじんまりした隠れ家的このお店、兄弟お二人がメインとなってやっておられる「無尽蔵」です。

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今夜は限られたお得意さまだけの会。  カウンターを囲んでわずか12名です。

すでに表の黒い皮を剥がれ、白い皮だけの姿になったアラが運ばれて来た時には その大きさに「うおーーーっ!!」と歓声が上がりました。


体重?(という表現でいいのかどうか。。。)32キログラム。呼子の海で上がったそうです。

これを調理されるご主人曰く

「私の今までの調理師人生で最高の大きさのアラですから、腕に力が入ります。この大きさのものに、今度で出会えるとしたら、、、、生きている間にあるかないかでしょう」

確かにこの頭というか顔の大きさ、人間の頭くらいありますし、お口の大きい事!!!
思わず「口びるコラーゲンたっぷりで美味しそう(゚¬゚*)」って叫んだはしたない私には、後からちゃんとこの部分が来たんですよ!何でも言ってみるもんね(笑)

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アラって、皮が二枚仕立てになってるんですって! 一番上のすでに剥がされてる皮は黒く
その下の二枚目の皮はこの写真のように真っ白。いずれもすごく厚くて弾力があります。

だからこの魚はモリで撃つ事が出来ないんですってね!?

いよいよ始まったアラの解体ショー(?) 実際はもっと迫力があります。
(動画で撮ればよかったわ・・・・・残念!)

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実はこのお店、珍しいお酒をたくさん置いていることでも 日本酒愛好家の間では人気があります。

今日私が選んだのは、日本でおそらく一番古い蔵元のこのお酒です。

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さすが素晴らしい見事な包丁捌きで解体されたアラが 次々と調理されて出て来ます。

舌鼓を打つのに忙しく、いくつか写真撮りを忘れてしまいましたが、、、、、
とにかくいずれも 上品で素材を最高に生かしたお料理、アラ・アラ・アラ・アラ.アラづくし♪♪♪♪


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とりあえず覚えているだけのお料理をここにメモすると、、、、、、

1) 前菜6種(この中の、アラの皮のせんべいが美味しかったです)

2) アラ刺し(ゆず胡椒とお塩でいただきます)

*) 揚げ物 (さつま芋のゆず釜揚げ レンコンの一本揚げ)。。。写真撮り忘れ!

3) アラ淡雪蒸し 香梅風味

4) 酒盗5種(アラの肝をブランデーとしょうゆで味付けしたものが絶品でしたよ)

5) 焼き物 (アラの腹身とエンガワ)


最後は、このアラ鍋、この頃は私たちはもうおなか一杯でお隣の席の方に食べていただきました(あ~~情けない! 私はともかくパパは 他人の二倍も食べるほどの大食家だったのに、、、、、やっぱり年かっ!)

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6)デザート

留めの雑炊はどうしても食べたかったので、なんとか味見程度いただきました。(あーーーーお腹、はち切れそう!)


 今日の会食、普段の会食と違う部分は数有りましたが、一番異なったところって言えば
やっぱり「命をいただく」っていう当たり前のことが、今までになく実感として胸に迫ってきた事でしょうか。

頂く前には目の前のアラの頭に向かって 思わず手を合わせましたよ!

心の中で「アラさん、いただきます。ありがとう!!」

魚といえども、この大きさになると(何しろペペの5~6倍の大きさでしょ!?)なんか哺乳類と勘違いするほどでしたね!

お客さんの一人「うちの子と同じ体重だわぁ~~」


「美味しかったぁ☆」だけでは済まないような、、、食の輪廻について考えてしまうような夕べともなりました。

アラ料理を出し終えたご主人は 早速次の素材に取り掛かってらっしゃいました。

これはお正月料理用の「からすみ」作りの用意のようです。並んでいるのは佐世保の海で獲れたボラの卵たち。。。。綺麗ですね!

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私の大好きな「からすみ」来年は是非これを賞味しに来たいなぁーーーー☆


美味しいものに巡りあい、食する喜びに浸る幸せ♪ ゚*。最 (*゚д゚*) 高。*゚です。
by pepe-garden | 2011-12-18 11:15