2015/05/25 ヴェルサイユ宮殿での晩餐会は究極の非日常

05/12(tue.) 午前11時、AF275便で成田を出発

久しぶりに訪ねたのは花の都パリ。 

出発前、相変わらずA型で心配性の私は正直不安に駆られていた。

と言うのも私のパリ行きが決まってから耳に入ってくるのはパリの悪い噂ばかり。

「シャンゼリゼはもちろん、どこもここもパリの街は中国人ツーリストで溢れかえっているってよ!」 

それだけで私の旅への夢が崩れるには十分である。

昨年のアジアンクルーズで、中国人ばかりの中で過ごしたあの苦々しくうんざりした数日間がよみがえる
パリは私の心の中に残っている古き良き思い出だけにしておいた方が良いのではないか???


しかしいつも悪い事をたくさん予想した時に限って、良いことずくめが多いのが私の場合。


今回の旅のメインイベントは到着二日目の夜の「ヴェルサイユ宮殿での夜会」

このガランとした風景、考えられないだろうが、連日大型バスと人波で溢れかえっているヴェルサイユ宮殿前の広場である。

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サマータイムで昼の長いパリの夕刻。見物客が去り、閉館後の広場に到着した我々のバス。

そして平素は絶対開かない「王の門」からの入場。バスドライバーさんも長年ここには来ているがこの門を入るのは今日が初めてと緊張のご様子。

岡山の旅友と二人で門の前で記念にパチリ☆  頭上には太陽王の紋章が燦然と輝く。

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今にも降ってきそうな、いえ実際パラパラと落ちてきて、とても五月とは思えない寒い日。

せっかくのドレスアップも台無しになるほど着込んでの宮殿入り。



何度となく訪れたこの有名な「鏡の間」 母を連れて来た時は凄い人で、まともに歩けなかったなぁ〜
それが、今夜は我々のためだけにある。こんな贅沢な空間が他にあるだろうか。。。。。

世界で初めて作られたという鏡が使用されているこの回廊、シャンデリアの光を反射し文字通り眩いばかりだ

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王妃の寝室。今この中に居るのは私一人。 
己の時間の中で誰に邪魔されることなく 幸せで不幸で悲哀の最後を遂げた王妃の気持ちに思いを馳せる

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次々と通りぬけて行く豪華絢爛たる部屋や回廊に、これがルイ14世の贅沢の遺産かと、ため息が出るのみ。
究極の贅沢が残した世界遺産。これこそが礼賛されるに値すべき贅沢なのか。。。。

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楽士たちが中世音楽を奏で、私達を歓迎!これも今夜の特別のおもてなし。

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間もなく、晩餐会への会場へと続く回廊に出ると、素敵なムッシュやギャルソンたちが、プロフェッショナルな身のこなしで アペリティフの注文を聞いて回り〜〜〜

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食事は「ル・ノートル」から派遣された料理人たちによって用意された本場のフレンチ

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もう二度とないこの経験。岡山の友人は頑張って和服を来ての参列。
その姿は私が想像していた以上にこの宮殿に嵌って美しい。

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幾度となく訪れてきたパリ。そしてヴェルサイユ宮殿

今夜のこの経験だけは最初で最後の夢の世界であり、あまりにも現実離れしていてそこは全く非日常

私はこの夜をいつまでも忘れないだろう。。。。

これから先どんなに立派な結婚式に出ようが、どんなに華麗なパーティに出席しようが、今夜のこの晩餐会には敵わない!
何しろ会場が貸切のヴェルサイユ宮殿
普段は絶対人を入れない「十字軍の間」なのだから ☆ ☆ ☆
by pepe-garden | 2015-05-25 03:08