今日は7月15日、博多の町が一年で一番熱くなる日。

気温の話ではなく、博多っ子が重要無形伝統文化財に指定されている「博多祇園山笠」で熱くなる日なのです

この日のために、七月に入ると、各流れの男衆はさまざまな準備や行事で忙しくなります

お汐井取りから始まり~~流れかき~~朝山~~追い山ならし~~集団山見せ~~流れ牽き~~追い山(本番)と

家業も稼業も打ち捨てて、家の主は山笠に没頭して留守ばかり、それを陰で守るのがごりょうさんと呼ばれる女房達です



私は早朝4時59分スタートの一番山が走り出す様子をテレビのライブ番組で見て、

それから~~櫛田神社の桟敷で三日前に見た「追い山ならし」を アップしている次第です

なんともはや、時系列に逆らった妙な記事となりましたが、ご了承ください!


三日前の12日も最高気温は33度、しかも追い山ならしのスタートは15時59分ですから、

博多の町のもっとも暑い時間帯をジッと桟敷席で待つことになります

炎天下、日射病を考えると、正直引くものがありましたが、こんな良いチケットが手に入る事は、もうニ度とない気がして、暑さを推して出かけました。


d0122187_17305624.png

この日は雲一つ無い快晴。 例年山笠と言えば、雨に降られることが多いのです。

今年は三日早い梅雨明け宣言があり、空はカラリと晴れてはいますが、夏本番の到来で連日の猛暑。 暑さ半端ではありません!!


32年前に

二歳の息子を肩車して 目の前の清道を主人が走った日の事が、ついこの前のように思い出されます。


d0122187_10141703.jpg


あの日はこの桟敷席の一番前から 息子を受け止めようと両手を差し出している主人に、我が子を落とさないように渡すのが精いっぱいで 

この風景を眺める余裕なんてありませんでした

でも今こうして見ると意外と狭い清道、そして入口にそびえる大イチョウの樹のなんと大きいこと!

後ろのビルより高く「櫛田の大イチョウ」とはよく言ったものです


d0122187_17313425.jpg

たくさんの俵に支えられて立つ柱を山は回ります。数十トンという山が このヘヤーピンカーブを曲がる様は、

それはそれは見応えありますし、ここが一つの見せ場でもありますから 今日の私達の席は特等席と言えます

各流れの山が太鼓の音の合図に合わせ、走り込んでくるのも、FBSテレビカメラのある正面からです


d0122187_17324554.jpg


実は、この日、この席の何が一番良かったかと言うと、写真で分かるようにずっーと日陰で、しかも上から涼しい風が吹いて来たことです


本当に物事は案ずるより産むが安し!とはよく言ったものですね! ポータブル扇風機の出番もなく助かりました


それに引き替え、神主さんや、山笠の役員さんなど、長老の方々の席は日差しが酷く お気の毒で本当に申し訳ない気がしました


d0122187_17315785.jpg


私達の席の真ん前を男衆が行ったり来たり、、臨場感溢れ時間が経つにつれて気分も高揚してきます

d0122187_17323713.jpg


いざ山が動き始めると 写真より動画です





画像順番が前後になりましたが、昨年の優勝チームが一番最初に清道入りして、櫛田神社の前で「祝いめでた」の唄を奉納します

今年は西流れが先陣を切って清道入り。

博多っ子が祝い事の席でよく唄うこれをお聞きください






全ての山が走った後、フィナーレを飾るのがこれ!! 最大級の大きさと重量を誇る飾り山笠の登場です


d0122187_09415410.png



明治の頃には、この飾り山ももっと高さがあったそうですが、今は電線があるのでこれでも低くなったとか、、、、

ドライアイスを使って、まるで煙を吐き出すような仕掛け、一斉にどよめきが湧き上がります



パソコン離れ、ふと足元に目をやると

ママぁーーー、やっぱり「追い山ならし」を「追い山」の日にアップするのは おかしいですよ!


d0122187_17331299.jpg

と、手厳しいペペのこの目が。。。。。。いえ、そんな事してないで早くご飯ください??

by pepe-garden | 2018-07-15 18:05

7月5日 豪雨の始まった酷い土砂降りの日、

福岡中央区赤坂の有名なお茶処「万(よろず)」に出かけたのは、以下の事があったから!

d0122187_23493600.png

今日から3日間行われる若いシェフ3人が集ってのお茶と京都料理のコラボレーション

オープニングは日本茶ソムリエ徳淵氏による渾身のお茶のおもてなしから~~~~

相変わらず、流れるような彼のスタイルと、注がれるのは 昨夜から一晩かけて冷水出ししたというアペリティフの日本茶

まぁ!これがお茶!? 今まで一度も味わったことのないお茶の味! 

馥郁とした香りに 優しく柔らかくもしっかりとしたお茶の味。 そしてその甘いこと!



d0122187_23525333.jpg



いつものリーデルのワイングラスに、今日は、次々と運ばれるお料理と、この季節に合わせて5種類の冷茶が出ます




d0122187_23531016.jpg



旬の甘夏ミカンのジュースとお茶の葉をミックスした冷茶、ジュースでもないお茶ではあるけどお茶でもない、、、、でも確かにお茶の味


スパークリングで割った冷茶も日本茶として新鮮だ



d0122187_23573831.jpg



そして本日 たった8名の私達のために、「今朝京都から釜と米を背負って来ました」と、笑いながらおっしゃる朝食料亭の異名を取る「喜心」のシェフ

想像と違い、お若いのに驚きを感じる




d0122187_00010610.jpg



奥のオープンキッチンで手際よく次々と作られていくお料理、、、、今日は見学も撮影も可能☆




d0122187_00041931.png




d0122187_00031058.jpg




d0122187_00033779.jpg


私達の目の前に置かれたこの黒漆の器。初めて目にする変わったものだけど・・・


d0122187_00053199.jpg


「応量器」と呼ばれ、古来から京都などの料亭では使われてきたとの説明


段重ねになっていて 上から順々に使われて行く。。。。


したがって、本日出される料理の品数は、この応量器の重ねられているお皿の数というわけか。。。。ふんふん


前菜は この黒漆の丸い容器に映えて美しい




d0122187_00134668.jpg



トマトを丸ごと出し汁で炊き 冷たく冷やした後、上に一粒の山椒の実を飾り。。。。。この爽やかでさっぱりしたトマトの味は強烈な印象

さすが京料理は「だし」が決め手と言うだけある。


今日は食のプロの参加が多く、私達のように 唯、美味しいものを食べに来たっていう食いしん坊は恥ずかしい、、、

一眼レフのシャッター音が鳴り響き、専門的質問が飛び交う中、私と友人はひたすらお喋りしながらの食い気に専念(笑)


それでも「雨の中来た甲斐あったねーーー」とお互いに同じセリフが出る。私達はそれでいいのだ。

とにかく素晴らしいお料理に感激した1日!!

もし時間があれば、そのお料理アップは又あ・し・た・・・・・

by pepe-garden | 2018-07-10 00:17

6月下旬、或る雨の日、今回の女子会は天神バスセンターからバスに揺られ一時間半、佐賀県は筑後川のほとりで行われました。

この日は一年のうち二か月間しか捕れないという幻の魚「えつ」を食べさせてくれる料亭「津田」での女子会?

(佐賀バスセンターまではお店のマイクロバスがお迎えに来てくださいました)

有明海のムツゴロウや「くつぞこ」と呼ばれる魚同様、今ではなかなか食べれないこの時期だけの珍魚が「えつ」です

一見「このしろ」に似たうろこで、形は刀状にも見え、銀色に輝く姿はスッキリとして優雅☆☆



d0122187_13393958.jpg



小骨が多いため、なんと150回も骨切りを行うとか、、、、、鱧(はも)の骨切りとは比べ物になりませんね~


骨ごといただく南蛮漬けですが、ほんとこれだけ包丁が入ってますから、小骨も何も全く気にならず柔らかく美味しくいただきました


d0122187_13442282.jpg


それから次は、一匹まるごと出していただいた煮付けの美味しかったこと!! 今日のメニューで私は一番好きでした☆


d0122187_13454057.jpg

別に数えた訳ではありませんが、この切込みが魚の裏表に入っているのですから、確かに150回近くはなるでしょう!


「えつ」の一番の欠点?は、とにかく小骨の多さですから、これをお刺身にすると果たしてどうなるのか????

気になっていたところに運ばれてきたのが これ!「えつのお刺身」です






d0122187_13485413.jpg

普通のお刺身とはちょっと違い 骨抜きした「たたき」と言った方が良さそうです

この時 抜き取ったという背骨をカリカリに素揚げした「骨せんべい」というおつまみが最初に出ましたが、

一番しょっぱな、うっかり撮り忘れてしまってました(~_~;)。


お刺身と一緒に写っている日本酒「天山」はここ佐賀の有名なお酒ですが、これよりもっと有名なのが

「窓乃梅」という銘酒です。

こちらは瓶ごとではなく、燗付けお銚子できましたので写真は撮っていませんが 私でも分るような美味しさでした


結局この「えつ」は小骨の処理というか、その煩雑な作業と難しさとで一層貴重な魚料理にあげられているのでは、、

そんな気がしないでも無かったような。。。。

いえ、でも確かにお味も良かったですよ!  みんな感激していただきましたから。


この料亭「津田」は筑後川べりにあり、 一級河川のゆったりとした流れを窓から愛でながらの会食です


博多では食べることのできない「えつ料理」を堪能した後、食後の散策に丁度良いのが、川べりのお散歩!

10数分歩くと、はるか向こうに見えてきたのが、国重要文化財、および国機械遺産に指定されている「昇開橋」です


現在は歩道橋として使われていますが、一日に数回観光用として起動しています


d0122187_14133408.jpg




橋のたもとの記念盤にも、仲良く「えつ」が二匹並んで描かれ可愛らしいわぁーーー❤❤



d0122187_14135250.jpg


グッドタイミング、ちょうど「昇開橋」の稼働する時間に行き当たり、その姿を映した動画が、これです





今からは益々食することが難しくなるであろう「えつ」と佐賀の銘酒に舌つづみを打ち

築後川という一級河川の威風堂々たる姿に筑後平野の豊かな風に吹かれ

今から80年以上前に作られたという東洋一の可動鉄道橋「昇開橋」を見学して

帰り、橋のたもとの「道の駅」ならぬ「橋の駅」で、こまごま佐賀の物産を買い込んだ私達の一日でした

by pepe-garden | 2018-07-02 14:27